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SDGsでは計17の目標が示されていますが、決して達成を目指す目標の数を競うものではなく、各目標の主旨や重要性・必要性を理解し、自社・自身のできる範囲で具体的活動を始めることが重要です。このSDGsの推進においてキーワードとなるのが「持続性(サスティナブル:Sustainable)」の観点であり、「誰一人として取り残さない」というSDGsの原則は一部の企業や団体、また行政だけの活動で成し得るものではなく、どれだけの参加者・協力者を巻き込めるかが重要です。
ちなみにSDGsでは「2030年までに、女性、子ども、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包括的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する」との目標が掲げられており、まさに私たちが目指す社会のあるべき姿とも重なります。地域課題解決のため、そしてNew Normal時代における持続可能社会の実現のため、「ショッピングリハビリ」が果たせる役割があると考えています。
住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らせる社会を作るために、私たちは「健康」や「人との繋がり」に加えて、「欲しいものを自ら選択でき、そして買い物できる環境」が大切だと考えています。
そんな当たり前に聞こえることも、高齢になると決して簡単なことではありません。
健康のために勧められる運動はなかなか継続できず、外出する手段にも制限が増え、人や地域社会との繋がりは希薄化し、いつの間にか家にいる時間が長くなります。
私たちが提案するショッピングリハビリは、「商業施設で買い物ができること」を通じてそれら問題の解決に大きな役割を果たします。
欲しいものを考えたり選択したりしながら買い物することは最高のリハビリであり、楽しみながら運動を継続させることに他なりません。
また、商業施設という空間は人と人や地域との繋がりを生みます。
商業施設での買い物を通じて「住み慣れた地域でいつまで暮らせる」環境を提供でき、結果として「買い物難民の救済」「孤立の解消」「介護・医療給付費の抑制」など地域社会の課題解決にも寄与します。
そしてもう一つ、しっかりと買い物でお金を使ってもらうことによる「地域経済の活性化」も大切な役割として考えています。
地域内にお金が還流することで商業が活性化し、そして街の元気にも繋がります。
「健康の増進」「地域社会の課題解決」「地域経済の活性化」
私たちはショッピングリハビリを通じてこれらの好循環を創り出し、持続可能な街づくりにチャレンジしていきます。
3: すべての人に健康と福祉を
あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
11: 住み続けられるまちづくりを
都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする