高校生から届いた素晴らしいお問い合わせ

光プロジェクトの武藤です。

先日、高校生からメールでこんな素晴らしいご質問をいただきました。
その内容に、「高校生がリハビリテーションについてこんなに考えているの!?」と大変驚いてしまいました。
お恥ずかしながら、私が高校生の頃は自分の将来にさえ真剣に考えていなかったものでして。。(^^;


ご本人に許可を取り、私からの回答も合わせて掲載させていただきます。

メール内容:
今年の4月から、理学療法学科に進学する者です。
高齢者が社会生活の中で主体的に生き生きと生活するために、
「病院」だけではなく「社会生活」でリハビリテーションができないか、もっとリハビリテーションについて捉えやすくなるんじゃないか、という内容で高校の卒業論文に取り組んでいます。
その中の事例として、ショッピングリハビリについて取り上げさせていただきたいと考えています。
もしよろしければ、現在の普及具合や、今後の展望、課題、行政の担う役割などをおしえていただきたいと思います。
よろしくお願いします。

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光プロジェクト武藤 の回答

【現在の普及具合について】


現在は、事業規模の大小含め、全国で20数カ所でショッピングリハビリが実施されています。
主体となる事業者は、各地域の行政・介護施設事業者・商業施設事業者のいずれかになります。

  • 行政主体の事業の場合、総合事業等の公的介護サービスに組み入れ、多くの地域高齢者に使っていただけるよう、参加する介護事業所や商業施設を公募し、協力者を集めます。小さな市町村によっては利用者数との関係から、一つの介護事業所や商業施設が担当する場合もあります。
  • 介護事業所主体の事業の場合、その施設の独自サービスとしてショッピングリハビリを導入し、利用者の自立支援のツールとして活用されています。多くは介護保険等を使った公的介護サービスになりますが、これからは、公的費用に依存しない自費サービスとして導入される事業所もおられると思われます。
  • 商業施設主体の事業の場合、介護事業所主体の事業同様に、店舗の独自サービスとして活用されています。またショッピングリハビリは商業施設が重要な土台となりますので、商業施設の独自サービスにとどまらず、行政や近隣介護事業所に声をかけて連携体制を作り、地域サービスとして発展する事例もあります。

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【今後の展望、課題について】


今後は、

  • 行政や商業施設に導入していただけるようお願いをし、近隣の介護施設に参加してもらえる地域サービスとして全国に広めてまいります。
  • ショッピングリハビリがより良いサービスになるよう、新たな付帯サービスやツールの開発を進めてまいります。
  • ひかりサロン雲南のようなショッピングリハビリ専門の直営店舗やフランチャイズ店舗を増やし、同じ思いを共有する組織体を作ってまいります。

課題として、

  • ショッピングリハビリは新しいサービスで、認知度がまだまだ低いです。より多くの方々に知っていただけるよう努力いたします。
  • ショッピングリハビリは、自立支援と買い物弱者対策の両方を行えるサービスですが、その効果判定を公表出来ておりません。急いで効果を可視化し、ショッピングリハビリに期待する方々にお届けしたいと思います。

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【行政の役割について】


行政は、総合事業等の公的介護サービスとしてショッピングリハビリを導入し、正しく運営するために必要なことをします。
主な仕事例として、

  • サービス提供するに必要なルール作りや、参加する介護事業所への報酬設定
  • より多くの利用者に知ってもらえるように、広報活動
  • サービス利用に該当する利用者かどうかを評価、判定
  • 参加する介護事業所への報酬支払い
  • 事業が正しく運営されているか確認、監査

等となります。
ご参考になりましたら幸いです。

今回は高校生から本当に素晴らしいご意見とご質問をいただきました。
これからは、リハビリテーションという限定的な領域だけでなく、医療や介護の業界全体が「在宅復帰、自立支援」の色を強めてまいります。
あなたのように高校生の時点でそのような視点を持っていることに、とても驚き、そして嬉しく思います。
きっと素敵な理学療法士になれます!!卒論制作と、春からの養成校でのお勉強頑張ってくださいね。
いつかお会いできる日を楽しみにしております。
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皆さまからも
いろいろなご質問、お待ちしています。

>>ご質問・お問い合わせは こちらから
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